【あらすじ】
活字中毒の大学生・宮沢直樹(19)は小説投稿サイトに作品を投稿した。
だが、ランキングは底辺。感想欄も辛辣なコメントが並ぶ。
しかし、直樹の作品を異様なほど褒めてくれる読者が一人だけいた。
「しゅきしゅきしゅき!!! 先生、マジ神ィ!結婚して!」
気持ち悪いほど熱狂的なコメントを残す彼の正体は、直樹が憧れてやまない、小説界のカリスマ作家(ペンネーム・余生)だった。
余生の正体が、自身のバイト先である喫茶店に住む青年(16)であることを知っている直樹は、直接感想を伝えようとするが、彼はいつも塩対応で——
【カリスマ1位作家×ランキング最底辺の新人】
これは、底辺の新人作家が〝推し〟に推される、投稿小説サイトをテーマにした救済BL!
※この作品はフィクションです。実在するサイト、人物、作品などは一切関係……ありません!!!!
美形×平凡執着攻め大学生

プロローグ:冒頭に先の展開見せといて、時系列遡るパターンのヤツ
2025.06.01

1:十代の頃、勢いで付けたペンネーム。あとから後悔しがち
2025.06.01

2:あなたの知らない「投稿サイト」の世界
2025.06.01

3:好きなものになりたくて、人生拗れていく
2025.06.01

4:なぜ、好きなモノを語ろうとすると語彙が消えるのか
2025.06.01

5:なぜ、好きなものほど隠したくなるのか
2025.06.01

6:なぜ、WEB小説は軽視されがちなのか
2025.06.01

7:人は好きなモノについて語りたい生き物である
2025.06.01

8:文学にエアコンは必要か
2025.06.01

9:あなたのWeb作家への「信用」はどこから?私は「毎日更新」「完結保証」から!
2025.06.01

10:「作品は作品」と言えたら、どれだけ楽だったか
2025.06.01

11:「有名税」は、誰に納める税金か
2025.06.01

12:テスト前ほど、部屋の掃除をしてしまう〝あの現象〟に名前を付けよ
2025.06.01

13:しゅき!正しくない日本語でしか、伝えられない気持ちがある
2025.06.01

14:こうして、物語は冒頭に戻る——というパターンのお話
2025.06.01

15:好きなモノは、同じ熱を持った相手にこそ
2025.06.01

16:「お前」は「俺」じゃなかったのか
2025.06.01

17:体験したことしか書けないなら、Web作家はみんな異世界転生してる
2025.06.01

18:称賛はわたあめ、批判は火傷
2025.06.01

19:感想が、他人のもので埋め尽くされる前に
2025.06.01

20:筆を折る時、創作者が必ずやるべき「たった一つ」のこと
2025.06.01

21:アンチコメントはなぜこうもパターン化されるのか
2025.06.01

22:【ツク・ヨム】1位作家の憂鬱
2025.06.01

23:【ツク・ヨム】1位作家の暴走
2025.06.01

24:【ツク・ヨム】1位作家の後悔
2025.06.01

25:なぜ私たちは〝黒歴史〟を消したくなるのか
2025.06.01

26:Web作家に「死亡疑惑」が流れる時
2025.06.01

27:作品より、作者が燃える時代
2025.06.01

28:なぜ、人は恥を晒してまで書くのか
2025.06.01

エピローグ:黒歴史はいつも誰の過去にも
2025.06.01

あとがき
2025.06.01