第2章:俺の声はどう? 118:優しくして欲しいから、そうした --------------------------俺かエーイチか。お前はその命の選択の重さに、耐えられるか?「っ!」 目が覚めた。 俺は一瞬ここがどこだか分からないまま、固くなった体を無理やり動かした。 周囲には誰も居ない。 誰の声もしな... 2022.10.30 第2章:俺の声はどう?
第2章:俺の声はどう? 117:王様、立ち上がる 「……そうだ。サトシは、すごいんだ」「ええ。人間ですが賞賛に値します」「でも、そんな事、イーサはずっと前から知っていた。別に、今更驚く事ではない。イーサは、ずっとずっと前から知っていて……イーサしか、知らなかったのに」 どこかムッとした様子... 2022.10.30 第2章:俺の声はどう?
第2章:俺の声はどう? 116:サトシの真価 ------------------------どうだ、イーサ。俺は頑張ってるだろ?じゃあ、お前はどうだ? そう言って得意気に笑うサトシの声が、イーサの耳の奥から響いてくる。そして、同時に襲ってくる背中に張り付く影のような不安。「じゃあ、な... 2022.10.30 第2章:俺の声はどう?
第2章:俺の声はどう? 115:いつか現れる選択肢 『すみませんね。先輩。イーサの我儘のせいで』『いや、別に……というか。俺は何故お前に謝られてるんだ?訳が分からん』『あと、俺が先輩の立身出世のために役に立つなら、どうぞご自由にお使いください』『は?』『だって俺、先輩に懐いてますし。それで、... 2022.10.26 第2章:俺の声はどう?
第2章:俺の声はどう? 114:ネックレスを外す時 --------------------『先輩。隊長に伝えてください。今後、道の選択は全部俺にさせるようにって』『は?お前、一体なにを……』 俺の言葉に驚いた表情を浮かべるテザー先輩を余所に、俺は首にかけていたイーサからのネックレスを外した... 2022.10.26 第2章:俺の声はどう?