第3章:酒極まって、乱となる

第3章:酒極まって、乱となる

224:父というより、

--------------------------- イン、イン、イン、イン。『インっ!』 走る、走る、走る。 どのくらい走り続けただろう。 首都の実家を抜け出して、3日が経った。 俺は馬を走らせながら、ただ、ただひたすらに前だけを見てい...
第3章:酒極まって、乱となる

223:死ななかったら、また

「ごめん。ヴァイス。今のじゃ、全く分からなかった。どーきってなに?」『まぁ、簡単に言うと、僕とアウトは、既に一心同体?みたいな感じなんだよ』「そんな訳ないよ。だって俺はヴァイスとは別々の人間なのに」 そう、俺が立ち上がって目を瞬かせるファー...
第3章:酒極まって、乱となる

222:どーき

---------あり得ん。アウト。お前がその気なら、俺も、もう本気を出すぞ。 そう言ったウィズは、俺の腕を掴むと、そのまま酒場へと無言で帰った。けれど、帰ってからは逆に、いつものウィズに戻っていた。『ほら、アウト。シャワーを浴びて。もう寝...
第3章:酒極まって、乱となる

221:ちょっと危ない計画

「ふうむ。これは困ったな」 俺は現在、非常に困っている。 何故かって?「ウィズのヤツ、俺を監禁しやがったな」 そう、俺は今現在、監禁されている真っ最中だからだ。 俺はこの酒場を含むウィズの所有している建物から、一歩も外へと出られない。これは...
第3章:酒極まって、乱となる

220:はしれ!

〇「今日は大変だったなぁ」「……大変だったな、じゃない。お前は本当に自分の体について、まったくもって自覚が無さ過ぎる」「ごめんなさい!もうその台詞、36回は聞いたので、もう大丈夫です!」「1000回は聞かされると思え!?」「ひええ!」 俺は...