第3章:酒極まって、乱となる 194:臆病者 --------------------------『オブ、ちょっといいかしら』 俺の屋敷に、一人の女の子、いや、女性が通された。 彼女は不機嫌そうな顔を隠しもしないで、ふてぶてしく屋敷の入口にある来客用の椅子に腰かけていた。『何かな、ニア... 2021.09.25 第3章:酒極まって、乱となる
第3章:酒極まって、乱となる 193:兄からの助言 ---------おら!俺の分のパウの乳飲め!早く!父さんに見つかるだろうが!お前はパウの乳が本当に苦手で、いつも俺に飲ませていたな。それなのに、自分ばっかりスクスク育ちやがって。---------その毛むくじゃらを俺に近寄らせるな!クソ!... 2021.09.22 第3章:酒極まって、乱となる
第3章:酒極まって、乱となる 192:アボードの怖いモノ 「っは、やっぱ。お前、死ぬんだな……」「はぁ!?だーから!死なないって言ってんだろ!お前、あんまり兄ちゃんに対して死ぬ死ぬ言うな!縁起でもない!」「死ぬよ!絶対にお前は死ぬ!あんな……ちょっとの火傷で、お前の手はどうなった!?何日昏睡した!... 2021.09.22 第3章:酒極まって、乱となる
第3章:酒極まって、乱となる 191:めーどの土産 〇 覚醒した。 明るい光が瞼の上から無理やり、俺の目の中に潜りこんでくる。 目を開けると、そこは見慣れた天井が見えた。体に触れる柔らかい毛布の感触も、最早触り慣れたものだ。先程の明るい光は、どうやら部屋の中にある、灯燈が明々と部屋を照らす光... 2021.09.22 第3章:酒極まって、乱となる
第3章:酒極まって、乱となる 190:とある酒場での話2 □■□■□なんだか最近、本当に客足が増えて来た。増えて、増えて、俺はそのたびにその人たちから面白い話を聞いて過ごしている。まぁ、客足が増えて尚、今までと変わらずお客さんの話が聞けるのは、“彼”が、店を手伝ってくれるようになったお陰だ。彼、1... 2021.09.22 第3章:酒極まって、乱となる